一般歯科
歯医者は痛い、怖い、というイメージが強いかもしれません。むし歯を治療する際は、注射麻酔を打つ前に、表面麻酔を行い注射を打つことで、針の痛みを軽減することができます。
痛いのが嫌という方は、治療前にお気軽にお申し付けください。
保険治療の改正などにより、部位によっては保険適用でも白い歯を入れられることが増えています。
お口の状況によっては、保険が適用できない場合もあります。
保険範囲内でご自身の銀歯を白い歯に変えられるのかお知りになりたい方はご相談ください。
小児歯科
歯医者が怖い場所、嫌な場所ではなく、楽しい場所と思えるように、明るく清潔なキッズスペースを用意しています。
また、小さなお子さまにとっては、歯医者で診療台に座るのも、口を開けて歯を触られるのも不安や不快感があり、泣いたり怖がったりします。そこで当院では、スタッフとお子さまが信頼関係を築くことを大切にしています。
歯周病治療
歯周病とは歯の周囲の歯ぐきが細菌に感染して炎症が起こる病気です。初期段階では自覚症状がない場合がほとんどですが、進行すると歯を支える骨まで溶けてしまい、歯を失うことになりかねません。ほとんどの場合、歯と歯ぐきの間のブラッシング不足が原因です。専門的な治療や予防により、進行を食い止めることができます。
顎関節症
顎関節とは、耳の前にある頭蓋骨と下顎の骨が接する関節をいいます。顎関節症は、「顎が鳴る」「口を開けると痛い」「口が開きにくい」と受診する人が多く、主な症状は、①顎を動かすときに関節から音がする、②口を開けると顎の関節や筋肉が痛い、③通常、口は三横指(人差し指と中指と薬指をくっつけた状態)ほど開くところ二横指以下しか開かない、④口を開けると顔がゆがむなどがあげられます。
また、顎関節症により肩こりや頭痛、知覚過敏症、倦怠感のほか、歯がすり減る、ひび割れるといった症状が現れることもあります。重症の場合、口が開けられないため食事の摂取が困難になるなどして、日常生活に支障をきたすこともあります。
- 口を開けるときに音が鳴る
- 口が開かない、または開けづらい
- 口を開けると顎の関節や筋肉が痛い
- 口を開けると顔がゆがむ
顎関節症の原因のほとんどは、「噛みしめ」によるものです。安静な状態では、通常、上下の歯は接触しておらず、上下の歯の間には隙間があります。過去の研究によれば、上下の歯が接触する時間は、本来1日24時間のうち20分にも満たないとされています。それが、上下の歯が接触する時間が長く、「常に歯を食いしばってしまう」状態が続くと、顎の関節に負担がかかり、痛みが生じるようになります。
パソコン作業をしている時でも、集中して作業するうちに無意識に上下の歯を噛みしめていることがあります。筆圧が強い人も同じです。歯を食いしばる、歯ぎしりをする、頬杖をつくなどの癖がある人は、意識して直す必要があります。
- 上下の歯が接触している時間が長い
- 歯を食いしばる、歯ぎしりをする
- 頬杖をつく
- 寝転んでテレビを見たり本を読んだりする
- パソコン作業やデスクワークなど、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い
- 枕が高いなど、枕の高さが合っていない
顎が鳴る場合は、日常生活で上下の歯が接触しないようにするなど生活っ週間の見直しに加え、口を大きく開けたり左右に動かしたりするストレッチやマッサージが有効です。口が全く開かない場合は、関節を正しい位置に戻す治療を行います。
睡眠時にマウスピースを装着してもらうこともあります。マウスピースを使用することで歯ぎしりを軽減し、顎の関節に負担をかけないようにするためです。歯ぎしりには無意識のうちに歯をギリギリと噛みしめてしまう症状でストレスなどが原因と言われています。歯ぎしりは瞬間的に女性で200kg、男性で300kgの圧力が歯にかかるとされています。歯ぎしりがひどくなると、歯が欠損し、痛みを伴うこともあります。
顎関節症の人はリラックスしても良いときに力が入ってしまい、顎の関節に負担をかけていることがあります。噛み癖がある人は、頬の内側に筋のような噛み跡がついています。意識して噛み癖を治せば、噛み跡は次第に消えていきます。
顎関節症の予防には、上下の歯を接触させないようにすることが大切です。目につくところに、「歯を離してリラックス」と書いた紙を貼るなどして、気付いたときに口を開けて力を抜くように心がけましょう。パソコン作業やスマホ操作時などの前かがみの姿勢では、歯を噛みしめやすくなるので、前かがみにならないように工夫しましょう。また、気になる症状がある場合は、早めに受診しましょう。
- ほお(顎関節周辺)を揉みほぐす
- 首筋を揉む
- 肩の筋肉を伸ばすようにさする
- 頭痛がある
- 首の張り(寝違いを含む)を感じる
- 肩こりがある
- 知覚過敏
- 歯の詰め物がよく外れる(特に奥歯)
- 前歯が短くなり、先端が平らになっている
- 下顎の内側や上顎の真ん中に硬いふくらみがある
- 頬の内側に筋がある
- 食事中、頬を噛んでしまうことがある
予防歯科
歯科医院で多くの患者さまを診ていて実感するのは、ご自身の歯でお食事している方は入れ歯・義歯の方と比べてより充足感がある、ということです。トラブルのない健やかなお口を保つには、ご自宅でのケアと歯科医院でのチェックとケアが大切です。少なくとも6カ月に1回は検診を受けていただくと良いでしょう。歯周病のコントロールが必要な方は、お口の状態に合わせた来院頻度をご案内しております。
健康は毎日の積み重ねですので、ぜひ定期的なケアで1本でも多くの歯を残しましょう。当院がお手伝いさせていただきます。
入れ歯・義歯
入れ歯治療は該当の歯の周りだけでなく、全体のバランスなどの様々な状況を想定した噛み合わせを考えることが求められます。噛み合わせを整えるには、患者さまとのコミュニケーションが大切になります。
噛み合わせ以外にもなるべく費用を抑えたり、自然な使用感を重視したりして工夫を重ねています。全てのことは患者さまに納得いただくために行っています。
クリーニング
当院では、こまめにクリーニングを受けてほしいと呼びかけています。定期的に受けることで歯石ができるのを防ぎ、虫歯や歯周病の予防につながります。
歯科医院を避けがちな方もいらっしゃると思いますが、予防のために、痛みなどの症状がなくても来院する習慣をつけていただきたいと考えています。
口腔外科
口腔外科では歯や舌、顎、顔面の病気に関して外科的な診断、治療を行います。代表的な治療としては、顎骨に埋まった親知らずの抜歯や、口腔内の腫瘍の除去、外傷の治療などを行っております。